fc2ブログ

のだめとアリス

5月の収穫はこの2本を鑑賞できたこと。
どちらもとても映画らしい映画だったので、スクリーンで見た甲斐がありました。
のだめは耳も潤してくれますよね♪
そして、演奏シーン、指揮シーンの振りの「らしさ」に唸れるのもいい。
のだめは原作の味とはやっぱり違ってしまうけれど、ドラマからずっと好きです。うん、切り取り方もわかりやすくていい。映画にするならああいうわかりやすさ、大切だと思います。中途半端に残すときっとスッキリしない。
原作の方は外伝が始まっていて、また千秋にたっぷり会えそうなのが嬉しいんですが、でも最後はのだめの底力を見たいな。2人が対等でこそののだめ。

アリスは、もう、3D+ティム・バートン+ジョニデ+アラン・リックマン+リー様にやられて幸福いっぱいに鑑賞。
冷静になると、うん、あれは英国アリスじゃないかなとも思うんですが、別物として、とても好き。
実は、3D、今回が初体験。
すっごい♪♪
映像の表現が全然変わってきますね~。
ああ、チェシャ君、1匹欲しい。
予告編を見ながら、フクロウの方は見たいけど、バイオハザードはきっと酔うな、と思いました。
思ったのは、3Dで作ればマトリックスなんかも随分違った印象になるんじゃないかな。
Lotrもきっと。
いや・・・・ホビットの冒険は例のあのしとの親戚が山盛りになりそうだから、絶対に3Dは見たくない。
気絶する。
アリスはサントラ、欲しくなりました。
字幕もね、聞いていたより読みやすかった・・・というより、すごい存在感(笑)
読みにくいって言ってた人は、きっとどうしても目にどんどん飛び込んでくる文字に圧倒されちゃったのかもですね。
それにしても、バートン+3Dって綺麗。
気になるのは、ハッターのダンスが本物かどうか。
生そのもの、だといいなぁ。
by hanipyon  at 22:59 |  旅の入り口 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

春が待ち遠しいんです、北海道

明日と明後日の天気予報に雪だるまを見つけてがっくり。
そうか、まだか。
やっぱりそうあっさり春にはなってくれないんだな、北海道。
昨日は大風が吹きまくっていて、まさに春の嵐。
風がやんでいる今、なんとなく耳が物足りながってる感じです(笑)

晴れてるとね、室内はぽっかぽかなのにねぇ。

iPadが気になる春。



by hanipyon  at 07:38 |  現実旅 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ここでもこっそり

少しでも書き方を思い出せたらいいんですが。


続きを読む »

by hanipyon  at 21:54 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

今年はヤバイのです

ええと。
新年を迎えてから、なんと、明日で10日なのですね。
ええと・・・もはやなんと申しましょうか。何を申しても無駄な気がして冷や汗です。
喪中であることはあったのですが、でも、それがためにこんなにご挨拶が遅れたわけではないと自覚しています。
昼間、時間に追われる日々が続くと、楽しいけれど頭をちょっと使うよ!というタイプのことをすべて放り投げてしまう体質。
ええ、原因はそれなのです。
反省。
マイ・ペースを守ることってとても大事だとも思いますが、やっぱり何かの形で文章書いてないとつまらないですね、毎日が。
こんな感じではじまったわたしの新年ですが、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

いや、ね。
今年は大変「ヤバイ」ということをやたらと実感してしまい、ついついご報告に出てきたのです。
この「ヤバイ」は平成生まれの皆様が使う「ヤバうま」とか「激ヤバ」とかいうプラスカラーな方ではなく、自分が慣れ親しんでいる方の「ヤバイ」、つまり、「困った事態だよ!」という意味の方であります。
何がヤバイって。
エヌ・エッチ・ケーの大河ドラマが「龍馬伝」になっちゃったこと。
いえ、フクヤマさんは大好きですし、いつだったかの「ガリレオ」を熱心に見たのも、最初に聞いたあのテーマのかっこよさが心に刺さったことが大きな原因だったんじゃないかと今も思うほどフクヤマさんの音楽も好きです。
ええ、無条件にかっこよい。
彼に毎週会えるというのはとても幸福なことです。
はい。

というと。
わたしにとっての「ヤバイ」は「龍馬」なのです。
昨年オンエアされていたドラマ「仁」。やっとあれを潜り抜けた!と思ったのに。
今度は大河だ!
期間が長い~。
毎週、時には毎日のように「龍馬」を目にしてしまう可能性を思うと・・・・。
わたし、「龍馬」という名前を見ると反射的に「りゅうま」と読んでしまう癖というか、ここまでくると最早体質なんかじゃないかと思えるものを抱えた人間なのです。
学生時代は日本史関係を食わず嫌い的に避けてきた愚か者ですが(いや、もったいなかった!今切実に思います)、それでも「さかもとりょうま」の名前はちゃんと脳にインプットされています。
なのに、「龍馬」という2文字を見ると「りゅうま」と読んじゃう。
それも、たいてい、呟いちゃう=声に出しちゃう!
そうするとね、それを聞き取れる範囲に存在するみんなの顔色がかなり微妙になるわけです。
家族はあからさまに、一斉に、つっこんでくる!
いや、坂本さんのことはちゃんと存じてますよ!と反論できる余地がないほどの勢いで撃ち落される!
でも家族ならまだいい。互いにそういう場合は遠慮なしで大丈夫。容赦なく一撃をくれるからいっそ清々しい。
ところがそれが、職場の同僚、とか、ご近所の顔見知り、とか、親しい中にも一線ありという方々の前だと・・・・。
これが、まあ、かなり気まずい瞬間を生み出してしまうわけです。

ああ、思い出します。
独身時代=OL時代。
「大谷地」と書いて「おおやち」と読む地名が札幌にあるのですが、1年先輩の男性社員が電話対応中に大きな声で「はい、おおたにちのそばの・・・」ととってもクリアに発音したあの時。
一瞬広がった水を打ったような静けさ。
電話を切った先輩はさすがに何かを感じてキョトンとしてましたっけ。
でも、彼は運がよかった。
だって、知らなかったんです、本当に。だから、罪はないし、恥ずかしさはあっても知識がひとつ増えた幸運ともいえる。
あのころのPC業界は若かったから、周りのわたしたちは遠慮なく次々と突っ込だし、だから、もじもじする時間はなかったし、最後は一緒に笑ってたし。
ああ、いいなぁ。
ああいうんだったら、平気なのになぁ。

「あれ、今、何かおかしかったよね」
「・・・えっと、この人、ただ言い間違っただけだよね?」
「突っ込むべきなのかなぁ。傷つけたりしちゃうかなぁ」
「本気・・・だったのかな?」
・・・こんな意味が含まれた視線と表情を目の当たりにしちゃうあの感じ!!
うあ~、やだやだ!
きゃ~、むずむずする!
こんなデンジャラスな可能性を大いに含んでいるのが「龍馬」なのです。
あの・・・・大河ドラマって半年じゃなくて1年でしたっけ。
油断せずに行こう、2010年。







by hanipyon  at 22:11 |  現実旅 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

坂木司著「青空の卵」



読んだらいてもたってもいられなくなって、続く2作品を買いに走った・・・という、久しぶりに何か自分の気持ちが引っ張られた作品。
あのね、読みながら、悔しさを感じたんですよ。
こういうものを書きたかった、みたいな気持ちになるなんて、何か、変。
よっぽど、読んだときの体調や気分やその他もろもろの条件がぴったり合ったんでしょう。
これならハードカバーの時期に読みたかった!と今も思います。

「主人公はひきこもり」と帯にあります。
確かにそのとおりです。
でもその引きこもり方が、なんだかわたしには納得できてしまったのです。
この初作の主人公に共感する人はあまりいないでしょう、というような内容の感想や解説をいくつか目にしましたが、わたしはものすごく天邪鬼なのかな?(笑)
主人公にとても惹かれましたし、今もとても好きです。

と、ただぼつぼつと書きましたが。
短編小説はいかにその空気を自然にスピーディに読者に沁みこませるか、が命かなと思います。
言葉の好みや流れ方の一致も不可欠。
長編なら読むほうに「慣れる」余地もありますが、短編にはそれがあまり、ない。
だから、連作の特に最初の1本はぶっつけ本番、いや、崖っぷちの勝負?だと思うのです。
この短編には
・食べ物が美味しそうな場面(まず、コレかい!)
・いかにも生意気で博識な主人公(心を許せるただ1人に関しては、人間が豹変する)
という、好みの設定が最前面に押し出されていて、わたしとしては飛び込むしかなかったんです、きっと。

ネタバレしたくないので、漠然とした書き方しかできませんが、中学、高校の頃にこの作品を読んでいたらきっと何かが違っただろうなと思います。
他人との関わり方、考えかた、自分というものの受け止め方。
そういうものについて、短編ひとつひとつを読み進めるうちに、自然と考えていました。
ねえ、まだ、間に合うかな。
今はそんな気持ちです。
まだ、間に合うよね。だと、いいな。

続く2作品のことも後日書きたいんです。
そのときに、もう少し、固有名詞や何かに踏み込んだお話をしたいです。


by hanipyon  at 17:16 |  旅の入り口 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
大好きブログ
RSSフィード
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる