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坂木司著「青空の卵」



読んだらいてもたってもいられなくなって、続く2作品を買いに走った・・・という、久しぶりに何か自分の気持ちが引っ張られた作品。
あのね、読みながら、悔しさを感じたんですよ。
こういうものを書きたかった、みたいな気持ちになるなんて、何か、変。
よっぽど、読んだときの体調や気分やその他もろもろの条件がぴったり合ったんでしょう。
これならハードカバーの時期に読みたかった!と今も思います。

「主人公はひきこもり」と帯にあります。
確かにそのとおりです。
でもその引きこもり方が、なんだかわたしには納得できてしまったのです。
この初作の主人公に共感する人はあまりいないでしょう、というような内容の感想や解説をいくつか目にしましたが、わたしはものすごく天邪鬼なのかな?(笑)
主人公にとても惹かれましたし、今もとても好きです。

と、ただぼつぼつと書きましたが。
短編小説はいかにその空気を自然にスピーディに読者に沁みこませるか、が命かなと思います。
言葉の好みや流れ方の一致も不可欠。
長編なら読むほうに「慣れる」余地もありますが、短編にはそれがあまり、ない。
だから、連作の特に最初の1本はぶっつけ本番、いや、崖っぷちの勝負?だと思うのです。
この短編には
・食べ物が美味しそうな場面(まず、コレかい!)
・いかにも生意気で博識な主人公(心を許せるただ1人に関しては、人間が豹変する)
という、好みの設定が最前面に押し出されていて、わたしとしては飛び込むしかなかったんです、きっと。

ネタバレしたくないので、漠然とした書き方しかできませんが、中学、高校の頃にこの作品を読んでいたらきっと何かが違っただろうなと思います。
他人との関わり方、考えかた、自分というものの受け止め方。
そういうものについて、短編ひとつひとつを読み進めるうちに、自然と考えていました。
ねえ、まだ、間に合うかな。
今はそんな気持ちです。
まだ、間に合うよね。だと、いいな。

続く2作品のことも後日書きたいんです。
そのときに、もう少し、固有名詞や何かに踏み込んだお話をしたいです。


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