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映画「魍魎の匣」(辛口警報!)



これもようやく見ました。
う~ん。

以下、相当な辛口&ネタバレを含むと思われます。
大丈夫な方だけ、お読みください。


今度は喜劇ですか、な作品に仕上がっていたと思います。
薄く、浅く、軽く。
ファンフィクですか?と感じたのはわたしだけでしょうか。
まるで関口役の変更がすべての変更につながっているように感じられる魔法(笑)
原作と同じ台詞をところどころに散りばめた二次創作。
びっくりしましたよ~
あれです、ハウルを見た時と同じびっくり。
ハウルは原作の少しばかり滑稽で毒も含んだウィットを全部どこかへやってしまって綺麗な御伽噺になってしまっていて、でも、とにかく綺麗な物語になっていたために逆に別物としてわたし的に楽しめたりもしました。
でも、今回は・・・・・ダメ。
「魍魎の匣」の中の大好きな空気とか湿度とか悲哀、美しさ・・・・・全部どこかへ飛んでいってしまっていた気がします。

あのね、木場の旦那って「この作品」に必要ですか?
ここまで変えてくるなら、いっそ、旦那をカットして欲しくなります。
関口君にしても、全然狭間を越えてしまいそうな雰囲気、ありませんよね。
ただただ、喜劇の空気を場にもたらす、うっかりはちべえ的な存在に見えました。
久保が欲しかった匣とその理由は無視ですか。
榎さんの左目のエピソードと一緒に登場して、そしたらもう、とっくにバレバレじゃないですか。
それなら原作どおりの関口君との出会いなんていらない気がします。
「眩暈」の中の京極堂もどきのキャラクターに触れたって、それってただの原作ファンサービスにしかなってませんよね。
いかにも日本的な押入れのなかにみっしり、だったり、倉庫の中でみっしり、だったりするからこそ、そこに不気味さとか思わず顔を顰めたくなってしまう想像上の湿度や匂いが立ち込めるのだと思うのですが・・・・・上海でロケをされたそうですが、それが逆効果だったんじゃないかと思ってしまいます。
木場の旦那の不器用な恋や陽子の悲しいまでの女らしさ、人間らしさっていったいどこへ・・・・・。
ダメです。
今回はまったくついていけませんでした。
眩暈坂のあの雰囲気に再開できなかったのがとても残念です。
お店も違ってましたよね。
セットを再現するのって難しいのかもしれないけれど、そこら辺にこだわって欲しかった気がします。

一方。
もしもこれを堤さんファンとして、1本のプロモとして見るのなら。
・・・・・見所は結構あった気がします、しちゃいます(笑)
おんばこ様との対決で見せてくれた舞の所作の美しさ。
やっと、やっと、黒を着てる~~~~♪という感動も含めて(笑)
印象的な色の着物の着こなし。
陸軍時代。
宙吊りになってジタバタ(・・・・いや、京極堂自身にはそんな場面はあってほしくないですが:笑)。
うん、まだまだあった気がする。

そんなわけで、なんとも複雑気分の鑑賞後です。
映像の感じはとても綺麗だっただけに・・・・・残念!
2部作か3部作にしてもいいから、原作をもう少しだけ大切にした作品を見たかったです。
別物魔法、発動しそうにないです。
でも・・・・・vsおんばこ様のところだけは、また見てしまうかな(苦笑)
いつか鉄鼠も今回のようにかなりな改変版で作られるなら・・・・・・うん、そのときはいっそ、ミュージカル仕立てなんていかがでしょう。
歌って踊れる個性豊かなお坊さん集団の銀幕デビュー!
・・・・・ごめんなさい。
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by hanipyon  at 21:31 |  旅の入り口 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

 先週やっとWOWOW録画で見ました。
すでに原作を忘れていたので(笑)、それほど違和感はなかったのです。完全に別の作品という感じで。
まぁプロデュース・監督・脚本が最初から原作の空気感を出すことは考えていなかったような気がします。だって映画にしたらコストに見合う観客は呼べそうにないから。

じつはこれしか見ていないので、的外れな感想かもしれませんがね。

ということで、また
by 罵吟ス 2008/12/22 23:51  URL [ 編集 ]
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