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横山秀夫 「クライマーズ・ハイ」



面白かったです、「クライマーズ・ハイ」
最初の数ページをパラパラしてみて読んでしまうかどうかを決めようと思ったんですが、気がついたら引き込まれていて一気読みしてました。
以前からタイトルはなんとなくしっていて、御巣鷹山のあの日航ジャンボ事故に関係があるんだなくらいしか中身は知らなくて。で、なぜタイトルが山登り関係っぽいの???と思っていた気がします。
読んで納得。
そうかぁ。
これしかない、というタイトルだったのですね。

地方紙のあり方とか、「新聞と新聞紙」とか考えさせられながらグイグイと引っ張っていかれる筆力。
読み物として味付けされているはずだろうけれど「誇張」を感じさせない描写。
抜いた、抜かれたの生々しい世界だけではなく記者として、父親として思うものがとてもリアルで、葛藤のひとつひとつまで読みごたえがありました。
亡くなった父はそれこそ北海道の地方紙(それもマイナーな方)の新聞記者だったのですが、仕事の話を聞いたことはほとんどありませんでした。それでも「子どもの自分にはちゃんと想像もできないんだろうな」と感じた葛藤をチラリと見せることがあった記憶があります。
ああ、今一緒にこの作品を読みたかったな。
強く思いました。

そして、映画化なのですが。
原作は決して派手ではないですよね。
事故はとても大きなものだったしあまりに痛ましいものでしたが、それを紙面に載せようとふんばっていた記者たちの戦いはそれとは違う感じに生々しくて、でもどちらかといえば地味です。
映画化するにあたってどこにスポットライトをあててくるのか。
映画も「売れる」ことを目標に作られるものですから、そのためにどう仕上げてくるのか、お手並み拝見です。
あの事故で亡くなったみなさんの遺族の方もこの映画を見られるわけで。
映像は文章とは違ってどん!と直接視覚からインパクトを受けてしまいます。それを考えると映画化はかなりなチャレンジだと思わずにはいられません。

と、ここまではなんだか真面目に来ましたが。
堤さん演じる悠木、ものすごく楽しみです。
原作を読みながら堤さんの声を聞いて表情を見ている気になっていました。
彼に会える日が待ち遠しいです。
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