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『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ』



これは おさるの じょーじ です
なかよしの きいろいぼうしの おじさんと いっしょに くらしています


頭の中にほわん、と浮かぶこの一節
ジョージはうさこちゃんと一緒にずっとずっと幼い頃のマイ・ベストでした
特にたこに乗って空を飛ぶお話はうさちゃんにも会えるので好きでしたね♪ふふ、三つ子の魂=嗜好は大人になるまでちゃんと続いているようです

H.A.レイ夫妻がユダヤ人だったということを、わたし、つい最近まで知りませんでした
あんなに繰り返して本がボロボロになるまで読んで、さらにたんぽぽたちにも読んできたのになぁ
自分でびっくりしました

この「戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ」はタイトルの通り、レイ夫妻の生まれから出会い、ユダヤ人であるためにナチスの手からいかに逃れたか、そしてジョージの絵本が生まれるまでのことを子ども向けの文章で綴られている絵本です
やわらかな表現で淡々と続いて終わってしまうお話
そこには想像する余地が沢山ありました
・・・ドイツ語、読めたらいいのにな
本の中にある残されたメモの写真をみるたびにそう思いました

戦争とユダヤ人というと一番読んだ本は『アンネの日記』なのですが、あの詳細に綴られた隠れ家での生活とは何もかもが対照的なこの絵本
時々思い出してはページをめくってみる作品になりそうです
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by hanipyon  at 08:44 |  旅の入り口 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

私も大好きです♪

「おさるのジョージ」
幼稚園時代に、図書館&幼馴染の家で何度も読みました。
今は、復刻版がズラッと揃ってます。(笑)
あと、私の思い出の絵本は「マドレーヌシリーズ」です。
私が読み、妹が読んだ本が、今回姪っ子の元に行きました。
気に入ってくれるといいなぁ~。
by ao 2006/10/19 19:42  URL [ 編集 ]

慣れ親しんだ訳

マドレーヌちゃんも人気がありましたね^^
わたしはこのジョージからカロリーヌ、そしてドリトル先生やアバラー・・・・と考えてみたら動物と暮らす楽しい日々!という作品を読み続けていた子ども時代でした

ジョージは懐かしい光吉夏弥さんの訳のものしかそろえていません
なんとなくほかの方の文章をのぞくのがこわくて・・・(笑)

自分が大好きだった本が次の子供達の手に渡る^^
素敵ですよね
姪御さんとマドレーヌちゃんのお話で盛り上がる時間が実現すること、お祈りしています
by hanipyon 2006/10/20 07:53  URL [ 編集 ]
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