2009/05/28
いつでも帰ることができる安心感:坂田靖子さんのご本
2冊並べてみました。
坂田靖子さんとの出会いは「闇夜の本」だったかな?と思うのですが(かなりあやふやです)、それから遡ったりいろいろと読み漁っていた時期が長くありました。
バジル氏とルイ君に惚れこんだり、1日1度は必ず「パエトーン」を読まないと落ち着かなかったり、巻末のエッセイの日常色も楽しく、「ライラ・ペンション」のフレデリック・ブラウンが並ぶ本棚の1段を何度も眺めてニヤニヤしたり。
かなり遠くなってきたあの頃から今、そしてこれからもずっと、時々ふっと手にとるとそれが新刊であっても思い切り日焼けした読み倒した本でも、「ただいま~」な感じで入っていけそうなのがなんとも嬉しいのです。
今回久しぶりに購入したこの2冊、やっぱりするすると「帰る」事ができました。
次の里帰りはいつになるかな。
いやいや、「村野」とかええと・・・ほら、あの、戦時中の指揮者と軍人さんの・・・ええと・・・なんかをものすごく読み返したくなってしまいました^^
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