2007/03/30
基本ってこんなに楽しかったんだな
amazonからギフト券のお知らせが来て、ふと、気が向いて懐かしいものを買ってみました
この本と「メトード・ローズ」が自分の最初のピアノ本だったなぁと思い出しまして
ちなみに、メトードの方は横長で音符が思いっきり大きな版の方でした^^
そろそろ一から指を動かしたくなりました
この本、いやぁ、こんなに表紙の緑が濃かったんですね
実家のものは母親がレッスンするときに散々使っているものだったので、表紙はパステル調の淡い緑に変色してました(笑)
そして、わたし、この「テクニック」の本が大嫌いだったんです
あとツェルニーが嫌いだったな~
その他、やっぱり実の親から何かを習うというのはかなり向き不向きがあることで、わたしたち親子の場合はまったく向いてなかったようで
なので小学校中学年に上がった頃にはレッスンを受けるのはやめてました
んで、好きな曲だけちょろちょろ弾いて遊んでた・・・・だから、運指などはおそろしく無茶苦茶なままです
そのまま発表会やら・・・出てたんだから、考えてみると冷汗ものですね
久しぶりに弾いた濃緑色のテクニックはとても楽しかったです
あれですね
自分の指を意識して動かす楽しさ
昔は単調に思えていた音のシンプルさがとても心地よいこと
そこに耳に染みこんでいる懐かしさが加わってわくわくです
初心にかえるんだから、ということで
「ソナチネアルバム」(音楽之友社)も一緒に購入
これまたなつかし~~~~
鈍りきった指がもたもた必死で音を追っかけてる状態ですが、気分だけは最高です(笑)
バッハのシャコンヌのピースも買ったんですが、これは失敗
実家で時々引っ張り出して最初の部分だけ憧れで弾いていた譜面とは全然違うものでした
はじめの部分が弾きやすく編曲されているようですが、これだと少しだけ荘厳さが減ってしまってるような
・・・・時間ができたら実家に行って憧れ曲やらなつかし曲の譜面をコピーさせてもらってこようかな
恥ずかしいんですが、わたし、思い切り耳で拾った音だけの知識で生きてきまして、その曲を誰が作曲したのかやらタイトルやらを全然気にしてこなかったんです
だからね、母が楽譜に掛けてた綺麗な包装紙や大判カレンダー製のカバーの色と模様で見分けてた
「オレンジの花の楽譜の曲を弾いてみたい!」とかね(笑)
なのでいろいろを一から楽しみ直す時がきたのかもしれません
スポンサーサイト